【官能小説】触れられると感じちゃう…!イケメンエリートな彼に翻弄されっぱなしの私 -第7話-

官能小説

 

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ふと目を開けると、ベッドに座り本を読んでいる渉さんが見えた。いつの間にか、寝ていたらしい。声をかけようかと思っていると、彼が気づき本を閉じた。

「朋花、目が覚めた? ぐっすり寝てたけど」

「そんなに……? 気づいたら寝てたみたい」

 彼好みの海外作家の小説のようだ。それをサイドテーブルに置くと、私に覆い被さるようにキスをした。

「んぁ……」

遠慮なく舌が入ってきて、強く絡められる。彼の唾液が口の中に広がった。

「んふぅ……。んはぁ……」

会社でもお風呂でも、あんな濃厚なセックスをしたのに、まだ体が疼いてしまうから驚く。すると、彼は部屋着の上から乳房を撫で回した。

ブラジャーをつけていないから、服の上でもしっかりと彼の手の感触が伝わる。

「朋花は、いやらしいな。あんなにセックスをしたのに、もうこんなに硬くして……」

「んふぁ……。んん……」

服の上から乳首を摘まれ、それを引っ張り上げられた。

「ひゃあん……! うふぅん……。渉さんのイジワル……」

「イジワルなんかじゃないよ。感じる朋花のせいだろ?」

「だって……。渉さんだから、感じるの……」

ベッドの中で彼に寄り添いながら言うと、優しく微笑まれた。

「それは、俺も同じだよ。朋花だから、こうやって触れたい」

渉さんはそっと、抱きしめてくれる。彼の愛撫も好きだけれど、こんな風に穏やかに包み込まれるのも大好きだった。

「渉さん……。嬉しい」

「だから、不安に思う必要はない。今日の昼も、不安そうに俺を見てただろう?」

「気づいていたの?」

目を丸くする私に、彼はクスっとした。

「あたり前。お前が思うよりずっと、俺は見てるから」

「だから、あんな大胆なことをしたの……?」

もちろんそれは、ランチでのことを言っている。すると、渉さんは小さく頷き、少し眉間にシワを作った。

「まさか、朋花は俺が見境なく欲情してると思ってた?」

「えっ⁉ そんなことはないよ」

と答えつつ、実は少しそう思っていた。だって渉さんってば、社内でも遠慮なくセックスに持ち込むのだから。

「ふぅん……。そうは見えないけど」

渉さんは疑いの眼差しを向けながら、メガネを外しサイドテーブルへ置いた。彼がメガネを外すということは、もう寝るのかもしれない。

私は誤魔化すように、笑いを作った。

「考え過ぎよ。渉さんが、私のことを想ってくれていることは、ちゃんと分かってるから」

「そうか?」

「そうよ」

まだ疑う彼の胸に、顔を埋めてみた。

「だから、もう寝ようよ。渉さん、疲れたでしょ?」

仕事も忙しいのに、私にまで気を回して、さらにあんなに激しいセックスをしてくれるのだから。すると、彼は再び私の唇を塞いだ。

「まさか。まだまだ寝ないよ。朋花に、俺の想いをちゃんと分かってもらうまでは」

「えっ⁉ 分かってるよ。大丈夫」

驚きを隠せない私に、彼はニヤッとする。そして、手をショーツの下へ忍ばせた。

「あ、なんだ。朋花だって、まだ寝る気はないんじゃないか」

秘部に指を入れられると、くちゅと蜜の音がした。

「そ、そんなんじゃないもん。渉さんが、触るからよ……」

「嘘つくな。触ったときはもう、濡れていたじゃないか」

楽しそうな顔をしながら、彼の指が一本、二本そして三本と膣内に入っていく。ショーツが蜜で濡れ始め、私の息は乱れていった。

「んはぁ……。渉さん……。本当に、またするの?」

「本当だよ。朋花はよくそれを聞くけど、俺は冗談でこんな風にお前に触れない」

「だって、メガネを外したから……」

彼の指づかいに、蜜は止まることなく溢れていく。指を抜き差ししながら、花弁を指の腹で擦った。

「んふぅ……。んぁ……。はぁん……」

堪らず喘ぎ声を出していると、耳元でゆっくり囁かれた。

「メガネを外したのは、お前とセックスするためだよ」

ショーツを脱がせた渉さんは、遠慮なく覆い被さり、太い肉棒を膣内に押し込む。つい一時間ほど前に、セックスを終えたばかりとは思えないほどに、彼の屹立は硬く大きくなっていた。

「んくぅ……。はぁ……。はぁ……」

膣の最奥を突かれるたび、体が跳ねる。彼は腰を振りながら、両乳房を弄っていた。

「朋花……」

渉さんは体を曲げると、乳房をくわえるように口に含んだ。唇で甘噛みをしながら、舌で先端を突いていく。その間にも、膣内の屹立は遠慮なく動き回っていた。

「んあぁ……。ふぅん……」

両乳房を交互にくわえられ、身をよじるほどの快感が体の中心を走っていく。彼の腰の動きとともに、膣で擦れる屹立の粘着音が部屋中に響いた。

「さすがに、もうイキそう……」

呼吸を荒くした渉さんは、膝立ちをして私の腰を持ち上げると、より一層強く肉棒を打ち付けてくる。

「はぁ……。はぁ……。あんっ……。んくぅ……」

太ももが激しくぶつかり合ったあと、彼の動きが一瞬止まり、私たちは同時に果てていた。

 

最終話へ

 

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