「やっぱり、佐藤課長は雲の上の人だったね。私なんて、告ってもないのに玉砕よ」
昼休憩が終わってから、ずっと落ち込んでいた弥生は、退社間際に大きなため息をついた。そんな彼女に、小さく笑みを向ける。
「そうだね。水城さんは、まだ諦めきれない雰囲気だったけど」
「身の程知らずよ。今日の課長の態度で、よく分かった。私たちは、迷惑に思われてるって」
もう一度ため息をついた弥生は、力無く立ち上がり「お疲れ様」と言ってオフィスを出た。私も、そろそろ帰ろうか。渉さんのデスクに目を向けると、彼の姿はない。ノートパソコンが閉じられているところを見ると、もう退社したようだ。
「いつの間に……」
同棲しているとはいえ、渉さんとは通勤を別々にしている。彼がどのタイミングで帰るかは、まったく把握していなかった。
今日は仕事が片付いているし、私も帰ろう。パソコンを落とすと、周りに挨拶をしてオフィスをあとにした。
エレベーターを降り、一階ロビーに着いたところで背後から腕を掴まれる。驚く間も無く、非常扉の向こうへ引っ張られた。
「朋花、お疲れ」
「わ、渉さん⁉ なんて大胆な……」
誰かに見られたら、どうするつもりなのだろう。それに、私が来るまでここへ潜んでいたのか……。
「昼の続きだよ。朋花なら、この時間に降りてくるだろうと思って、途中から非常階段を降りてきたんだよ」
「つ、続きなら、家でしようよ……」
いくらここは人が利用しないとはいえ、絶対ではない。それに、扉から離れていても大きな声を出せば漏れてしまう。
二人で声を潜めていると、渉さんは私を抱きしめ、手をショーツに当ててきた。
「ほら、やっぱり湿ってる。あのとき、感じてたんだろう?」
「渉さんが、あんな場所で触れてくるから……」
指を割れ目に沿わされ、息が上がってくる。
「触れたっていっても、太ももだけだろ? それなのに、こんな風に甘い液を漏らすのか?」
「んふぁ……。だ、だめよ、渉さん。それ以上は……」
「だめ? こんなに濡れてるのに……」
ショーツ越しに指を蜜口に入れられ、体がぴくんと跳ねる。
「んくぅ……。だめ……」
くちゅと蜜が音を立てる。ショーツは濡れて冷たくなり、渉さんの指は秘部の入り口を掻き混ぜていた。
「仕方ない。じゃあ、諦めるか。たしかにここだと、朋花が声を出せないもんな」
渉さんは、素直に私から離れる。ホッとしたと同時に、心は彼に抱かれたい気持ちでいっぱいだった。ショーツが濡れたまま歩くのは気持ち悪いけれど、仕方ない。
「じゃあ、渉さんが先に出て。私はあとから出るから」
「ああ、分かった……って、俺が言うと思う?」
「え?」
腕を引っ張られると、強引に壁に手をつかされた。そして、スカートをまくし上げられる。
「わ、渉さん?」
「声、あまり出すなよ。朋花の顔が残念がってたから、やっぱり抱くことにする」
ストッキングとショーツをずり下ろした彼は、しゃがみこみ私の蜜口に舌を這わせる。そして溢れ出す蜜を吸い始めた。
「んっ……。んぁ……」
声を抑えようとしても、どうしても出てしまう。手で口元を覆いながら、彼の愛撫を感じていた。
「帰ったら、もっとゆっくりするから。もう挿れるぞ」
ベルトを外した渉さんは、ズボンを下ろし反り立つ肉棒を秘部に押し入れる。
「はぁん……。んふぅ……。くぅ……」
お尻を突き出している自分が恥ずかしい。だけど、彼の腰の動きが快感過ぎて抵抗することはできなかった。
「相変わらず締まりがいいな。朋花も、本当はこういうシチュエーションでセックスするのが、好きなんだろう?」
「んぁ……。もう、恥ずかしいこと言わないでぇ……」
彼の言うとおり、こんな場所で……というセックスに感じているのは間違いない。だからこそ今も、足を伝うほどの蜜が溢れているのだ。
「恥ずかしがるお前を見るのが好きなんだよ」
耳元で囁くように言った渉さんは、私のお尻を両手で掴むと、押し上げるように揉んでいく。そして、乳房が揺れるほどに腰の動きを速くした。
「はぁ……。はぁ……。んぅ……」
壁に手を付き髪を乱しながら、彼の屹立を子宮奥深くに感じる。彼の硬く太い棒が痛いほどに私の膣内を突き上げて、その欲望を満たしていった──。
<第6話へ>
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