【官能小説】久々の再会でまさかの展開!?年下男子との、エッチでドキドキの社内恋愛♡ -第6話-

 

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「このまま帰りたくない」

「でも、終電なくなっちゃう」

「そんなことより、美紀がほしい」

すっかりキスで熱くなったのか、潤の下半身が美紀の足に当てられる。美紀はその膨らみを感じると、自分の下腹部までジンジンとしびれてくるのがわかった。

触れられたい。彼を感じたい。こんな淫らな気持ちになるのは、きっと潤だけ…。

「潤くん、食事誘ってくれたとき……そんなそぶり見せなかったじゃない」

美紀は少し焦らしてしまう。何度も期待しては何もなく帰されたことへのお返しだ。くるりと振り返って、潤と正面で向かい合い、背の高い彼を見上げる。潤の瞳を間近でみると、意外に色素が薄いことに気が付く。瞳の虹彩が茶色く透き通っていた。

「断られたらって思ったら……」

「そんなの、わたしだって」

潤はずるい。美紀は潤に強引に迫られたら、きっと断れるわけがない。彼に男性として惹かれているのは確実だ。体の相性もいいと思う。しかし、美紀は確実な言葉をお互いに口に出していないことはわかっていた。

セックスをしているのに、お互いの関係をはっきりさせていない。だから誘って断られたらそれで関係が終わりそうな気がして、踏み込めずにいた。同じ気持ちを、潤も感じていたのだろうか。

「潤くん、ほかに誘う女性がいるのかなって」

「美紀がいるのにそういう気分にはなれないよ」

潤は、少し怒ったような口ぶりで告げる。そんな仕草が可愛らしく思えて、美紀は潤の首に腕を回して抱きつき、自分からキスをした。

「ねえ、わたしたちってどんな関係なのかな」

「それ、美紀が聞くの?こんなになっているのに」

気がつけば、器用な指でブラウスのボタンが開けられていた。ブラのホックも外され、乳房があらわになる。美紀の胸の先は、触れていないのに濃い色になっていた。触れられたくて待っているそれを、潤は見逃していないようだ。

親指と人差し指でねじるように突起を転がされ、美紀は待ち焦がれた快感に声をあげそうになる。

「潤くん、ねえ……今日は最後までして」

「オフィスだよ」

「潤くんは嫌?」

美紀はキスをねだった。仕事で疲れ切った意識が、大胆に潤を誘わせているのかもしれない。デスクの電気を消せば、オフィスにある光は対面のビルからさし込む明かりだけだ。このオフィスは高層階にあるため、向かい側のオフィスの様子などわからない。

ここでセックスしたとして、外からだと見えないだろう。気をつけるなら、警備員さんにばれないかということだけだが、それだって頻繁にくるわけではない。

「美紀、デスクに乗って」

美紀は言われた通り、デスクに乗って潤を見つめた。潤はそのまま美紀を抱きしめると、ビリッとストッキングを破った。潤はそのまま下着に手をかけ、ストッキングと一緒に地面に放った。美紀はもう、スカートの中は何もつけていない。

潤の手は美紀の足を割り、恥ずかしい場所をあらわにする。彼に触れられると思うだけで、ジワッとにじんでいく秘部を感じた。

「美紀のここ、濡れてる」

顔を近づけて、その濡れた箇所を指ですくわれる。秘部周辺にすくった愛液をぬりこまれるだけで、大きな快楽が背筋をはしった。美紀はたまに自慰をすることがあるが、潤に触れられると自分で触っているときの何倍も感じる。

美紀は指先から与えられる刺激に息を吐き出した。吐息に熱がこもっているのが自分でも感じられる。

「だめ、そこは……」

刺激を感じて悶えていると、潤が触れている箇所に顔を近づけた。そんなところに顔を近づけられたら、ニオイが気になってしまう。十分に気にしている場所ではあるが、仕事後で汗をかいているに違いない。

美紀はとっさに足を閉じようとしたが、それを手でおさえられてしまう。大きく足を開いた体勢になり、バランスがとれず、美紀はデスクを背に倒れ込んだ。

そんな美紀をよそに、潤は秘部を舌で刺激することをやめない。暗闇で見えないからこそ、触れられる刺激に敏感に感じてしまった。

「やめ、やめて……舐めないで」

美紀は小さく反抗する声をだした。誰かに気がつかれてしまう恐れがあると、声のボリュームを抑えるだけの理性は残っているようだ。潤の頭を離そうと、手で軽く押してみる。

すると潤が視線だけ上げた。潤の唇は唾液で濡れ、その口が自分の濡れたあそこを刺激していることに興奮を覚える。暗闇の中で光る唾液、その先にある潤の赤い舌が艶めかしい。

「美紀、いいかな?」

「うん……」

潤が立ち上がり、美紀の上に覆い被さった。すっかり花開いた秘部は、とろけて潤を待ち望んでいるようで、潤が指をいれるとあっさり飲み込んでしまった。

指を入り口に当てられ、そこに潤の高まりを埋めたいのか美紀に問いかけてきた。美紀がずっと待ち望んでいた瞬間だ。早く中を貫いてほしいと頷いた。

潤がゆっくりと美紀の中に侵入してきた。美紀はその大きな体積に辛そうに息をつめる。潤が優しくキスを落とすと、美紀はゆっくり息を吐いて、彼のモノをのみ込もうと力を抜いた。それを見抜いて潤はぐっと腰を押しつけてきた。

「はあ……、潤くん……」

「奥まで入ったよ」

美紀は潤を見つめた。潤の瞳はうるんでいて、彼が自分に感じてくれていることがわかり、美紀の興奮が高まる。

潤の腰に足を絡ませて、もっと先をねだると、潤は頷いて動き始めた。中をかき回され、前戯でとろけた中は彼を離すまいと音を立て、欲張るように何度も締め付けてしまう。

美紀が締め付けるたびに、潤は気持ちよさそうに息を吐く。そんな様子を見て、美紀は潤の背中に腕をまわした。

するとリズムよく何度も中を突かれ、美紀は意識が飛びそうになった。潤の動きは緩急をつけながら何度も続き、すっかり夜がふけるまでお互いをむさぼってしまった。

 

<つづく>

 

次回は3月15日(金)20時更新!

2人の熱いエッチから目が離せない…♡

 

                 

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