いつも普通に寝ているつもりでも、ベッドの上で動く回っていて起きたら真逆の態勢で寝ていた…なんて人もいるかもしれません。
今回はトルコのユズンジュ・ユル大学の研究チームが発表した研究結果によると「寝相と睡眠中に見る夢には深い関係がある」と発表しているのだ。
目次
寝相によって睡眠の質が変わる?
同チームの検証実験は、63名(男性45名、女性18名)を対象に、睡眠時の寝姿が右向きか、左向きかをヒアリングした上で、ピッツバーグ睡眠質問票(不眠症や睡眠の質を測定する際に用いられているワールドユースな質問表)に回答してもらい、「夢と寝相の関係性」を調査するというもの。
その結果、以下のような結果が得られたそう。
● 右向きで寝ている人…41人、左向きで寝ている人…22人
● 悪夢を見る割合…左向きで寝ている人40.9%、右向きで寝ている人14.6%
引用:fuminners.jp
はっきりとした悪夢をみる原因が判明しているわけではありませんが、「左向きで寝ている人の方が睡眠の質が悪い」という結果がでているそう。
なぜ左向きで寝ると悪夢を見る割合が高くなるのか、はっきりした理由がみられなかったものの、ピッツバーグ睡眠質問票への回答結果からは、「左向きで寝ている人のほうが、睡眠の質が悪い」という結果も出ているそう。
刺激的な夢はうつ伏せで?
また興味深い研究結果もあり、香港の樹仁大学の研究チームが、670人に睡眠習慣と寝姿勢について調査した結果、「うつぶせで寝た人は、有名人とセックスをしたり、部屋に閉じ込められたり…などの刺激的な夢を見ることが多かった」という報告もあります。
日常生活の寝相次第で眠りの質が左右されるのであれば、快眠のポイントにもなりえるかもしれません。しっかり睡眠できていないと感じていたら顔の向きも変えてみるのもいいかもしれません。
コメント