”産後うつ”になる母親が急増中!あなたは大丈夫?

出産をしてから育児にやる気がでない…頻繁にイライラするようになった…気分が塞ぎがち…なんてことはありませんか?もしかするとそれは”産後うつ”かもしれません。これを放っておくと育児虐待などを引き起こす恐れもあると言われています。今回はそんな産後うつに関して解説をしていきます。

 

”産後うつ”って一体何?

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産後うつとは、れっきとした病気です。産後、数週間から数ヶ月続くうつ病のこと。気分が落ち込む、不安になる、眠れないなどの状態が続き、気力がなくなり、集中力や思考力が低下するといった症状が続きます。産後うつが悪化すると自傷・自殺・幼児虐待などにつながる事があるために、できるだけ早めの治療や周囲の協力が必要になってきます。

 

産後うつセルフチェック

以下の項目に産後うつの症状を示します。セルフチェックを行ってみてください。

①気分がひどく落ち込む

②今まで関心があったものに対して興味がわかない

 

①・②が両方当てはまらなければあなたは産後うつではないようです。

①・②に該当した方は以下の項目にいくつ当てはまるかチェックしましょう。

□ イライラする

□ 食欲がなくなる

□ 睡眠不足が続いている

□ 自分を責めるようになった

□ 将来に対する希望がもてない

□ 子供や夫に愛情を感じられない

□ いつも疲れているような気がする

□ 集中力や記憶力が弱くなったと感じる

□ 何かに対して不安な気持ちになることがよくある

 

以上の項目にいくつも当てはまる場合は、できるだけ早く精神科医や心療内科医に相談することをオススメします。

 

産後うつの原因

Stressed Mother Holding Baby In Nursery

産後うつの原因はいくつかあると言われています。その原因に関してご紹介していきます。

ホルモンバランスの乱れ

妊娠中は女性ホルモンの分泌が活発になりますが、出産をすると急激にホルモンの分泌が低下します。プロゲステロン(黄体ホルモン)は、妊娠8~9か月をピークに出産まで減り続け、産後に激減します。エストロゲン(卵胞ホルモン)は、胎盤がある程度完成するとそこから分泌されて出産まで増加し続けますが、産後は分泌量が急激に低下します。プロラクチンは、産後に赤ちゃんが母乳を吸うことで刺激され分泌が活発になります。以上のように出産前と産後では全くホルモンのバランスが変わります。

 

睡眠不足

産後は24時間赤ちゃんに付きっきりになります。また2時間に1回、赤ちゃんに母乳をあげなくてはいけない、夜泣きでまとまった睡眠を取ることができません。睡眠不足から免疫力も低下して病気にもなりやすくなってしまいます。

 

ストレス

産後は、生活リズムの変化・睡眠不足・育児などでいつも以上にストレスが溜まりやすくなっています。そのストレスを放っておくとホルモンバランスは乱れてしまいます。ストレスから母乳が出にくくなり、母親としての自分を攻めたりとすることでどんどんとホルモンバランスが乱れていってしまいます。

 

産後うつの治療・改善法

まずは自分の今の状態を理解してくれる友人や家族に不満や悩みを思いっきり伝えましょう。できるだけ多く他人と会話することでストレスも軽減します。家族や友人に話にくい場合は、出産をした病院や地域の子育て支援センターなどに相談するのもオススメです。

病院での治療

病院での治療は主に2つあります。

□ カウンセリング

カウンセリングは、心療内科・精神科で受診することができます。症状によっては保険適用できるので、予め病院に確認をすることをオススメします。カウンセリングでは、精神を安定させる訓練や方法を教えていただけるのでセルフケアができるようになります。

 

□ 投薬治療

投薬治療は、母乳で赤ちゃんを育てている母親にとっては不安になりますが、中には母乳をあげていても投薬可能な薬もありますので、医師にしっかり母乳をあげていることを伝える必要があります。また、処方された薬は自己判断で飲む回数や量を変えることはしないようにしましょう。用法用量はしっかりと守りましょう。

 

産後うつとマタニティーブルーの違い

よく耳にするマタニティーブルーと産後うつとは何が違うのでしょうか。違い把握しておくことで産後うつへの対処も早くなるのでしっかり違いを把握しておきましょう。

マタニティーブルーとは

日本人の母親の2人に1人は経験したことがあると言われるくらい多くの母親が経験します。産後うつと同様に出産前後でのホルモンバランスの乱れにより、情緒不安定になるとされています。これは2週間程度で自然と治ります。それほど心配する必要はありません。産後の不安や子育ての不安は、先輩のママ友や家族にしっかりと伝えることで出来るだけ不安を抱えないようにすることが最も良い対処法とされています。産後うつとの決定的違いは期間です。マタニティーブルーは期間が短いのに対して、産後うつは数週間から数ヶ月続きます。なかなか改善しない時は、”産後うつ”と思って間違いないと思います。

 

これから母親になる方へのアドバイス

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初めての出産や旦那さんと赤ちゃんとの3人だけの生活の場合、頑張り過ぎてしまう母親がとても多いです。しかし、子育ては一人だけで行うものではありません。しっかりと家族や周囲の助けをかりることも大切です。子供は母親の気持ちを一番に察しています。母親がイライラしていたり、笑顔がないのは、赤ちゃんにとってもとても辛いことです。ストレスを出来るだけ溜めないように子育てを行なっていきましょう。


                 

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