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知っておくべきオーラルセックス(口腔性交)による性感染症

オーラルセックスだけでも性感染症に感染することはあり得る事です。女性の風俗経験者の増加やコンドームなどの避妊具の装着なしのセックスの増加により性感染症は増加しているとされています。

 

しっかりと感染予防を行なう。また、正しい知識を身につける事が大切です。今回はオーラルセックスによる性感染症に関して解説していきます。

 

オーラルセックスとは?

オーラルセックス出典:weheartit.com

オーラルセックスとは、口や舌を使って相手の性器を刺激する行為のことをいいます。

 

特に男女とも共通されるのが、「自分がするのは嫌だけど、自分はして欲しい」と考える方が多いそうです。結構オーラルセックスについては苦手な方も多いのですが、今回はその危険性についてご紹介していきます。

 

オーラルセックスによりどんな性感染症に感染しますか?

オーラルセックス出典:weheartit.com

オーラルセックスで感染する性感染症には淋菌感染症、クラミジア感染症、ヘルペス感染症、梅毒などがあります。

 

 

淋菌感染症

オーラルセックス出典:weheartit.com

淋菌という菌が引き起こす病気です。男性では尿道炎(尿の出始めの痛み、陰茎の尿道口からの黄色で粘い膿)、女性では子宮頸管炎(帯下増、約半数で無症状)が起こります。

 

 

強い腹痛で気づくケースが多い

潜伏期間(感染機会から症状が出るまで)は2~7日ですが、女性では、自覚症状がないまま、骨盤腹膜炎で発症し、強い下腹部痛をきたすことがあります。更に上腹部まで感染が進展すると肝臓周囲炎を起こし、激烈な上腹部痛をきたします。

 

 

入院が必要になるケースも…

治療には抗菌薬が用いられ、単回投与(注射)で尿道炎や子宮頸管炎は治る場合が多いのですが、腹膜炎になると入院治療が必要となる場合があります。

 

 

クラミジア感染症

オーラルセックス出典:weheartit.com

クラミジア・トラコマティスという菌が引き起こす病気です。淋菌感染症と同様の感染部位ですが、潜伏期間は1~3週間ですが、男性の尿道炎でも症状は弱く、半数が気付かないまま保菌しています。

 

7~8割が気づかない可能性がある

より深部の精巣上体炎(陰嚢内容が腫れて痛くなる)で発症することもあります。女性でも7~8割が子宮頸管炎の状態では気付かず、腹膜炎症状で発症することも少なくありません。

 

 

不妊症のリスクも…

症状がないままに卵管癒着等が起こり不妊症の原因となることもあります。治療は深部感染に至っていなければ、抗菌薬の内服で治すことができますが、精巣上体炎や腹膜炎では、かなり長期の投薬が必要です。

 

 

ヘルペス感染症

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単純ヘルペスウイルスは口唇や口腔内に水疱・潰瘍をきたし、この感染症は痛みを伴い、治っても再発を繰り返します。

 

 

アソコに異変が…

症状がない時でもウイルスの排泄は続いているといわれ、オーラルセックスでこのウイルスが性器に感染し、2~5日の潜伏期を経て性器ヘルペスとして男性では亀頭や包皮に、女性では陰唇を中心に水疱・潰瘍・痛みをもたらします。治療には抗ウイルス薬の投与が行われます。

 

梅毒

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口唇・口腔内にも梅毒病変ができることがあり、梅毒トレポネーマという菌がオーラルセックスによって、性器に病変を作ります。

 

 

性行為後約3週間の潜伏期を経て男性では陰茎亀頭部やその上の包皮、女性では陰唇部に初期硬結という痛みのない硬い病変ができ、次第に崩れ、硬性下疳と呼ばれるやはり無痛の潰瘍となります。

 

 

全身に発疹が現れます

この病変は自然に吸収され良くなりますが、病気が治ったわけではなく、そのあと全身感染となり、約3か月後にはⅡ期病変と呼ばれる手のひら・足の裏を中心に乾いた発疹が現れ、進んでいきます。治療には抗菌薬が使われます。

 

 

キスだけでも性感染症はうつりますか?

オーラルセックス出典:weheartit.com

仮にパートナーが口腔内に淋菌やクラミジアを有していても、通常のキス程度であれば感染が成立するほどの暴露がないため、感染リスクは極めて低いと言えます。

 

ただし、ヘルペス感染症のように皮膚と皮膚の接触でも伝播するものについては、キスする際に皮膚が接触することで感染する可能性があります。

 

 

オーラルセックスによる性感染症に感染する確率は?

オーラルセックス出典:weheartit.com

性交渉の際にオーラルセックスを行うカップルは特に若い世代に多く、調査の結果では7割以上で行われており、その際にコンドームを使用するのは2割程度という調査報告があります。

 

また、性器に淋菌をもっている人の10~30%、クラミジアをもっている人の10~20%で、口腔内にもこれらの菌が認められると報告されています。このため、オーラルセックスにより性感染症が拡がることが懸念されています。

                 

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