
二の腕のブツブツの治し方とNGな習慣3つ
薄着の季節に向けて、そろそろ準備を始めたいところ。今の時期は長袖で隠れているけど、いざ脱いだ時にブツブツが…となる前にケアが必要ですね。
(画像出典:jp.pinterest.com)
約4人に1人が悩む腕のブツブツ…
体型もさることながら、約4人に1人が二の腕のブツブツに悩んでいるそうです。二の腕のブツブツは、肌のターンオーバの乱れや、ホルモン代謝が原因。そこで本日は、二の腕のブツブツができてしまう原因や、治し方、炎症を悪化させてしまうNG習慣についてお話ししたいと思います。
ブツブツの正体は何?
二の腕にできるブツブツは、ざらざらとした肌触りで、一般的に「さめ肌」といわれていますが、医学的には「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」や「毛孔角化症」とされる皮膚疾患です。その原因は以下のようなものです。
・遺伝的な原因
・ホルモン代謝の影響
これらが原因で、角質が毛穴に異常にたまることで皮膚の表面が盛り上がり、ブツブツになると考えられています。
ブツブツはどうやって治す?
ブツブツの原因となる「たまった角質の除去」を行うことが必要です。また、肌の代謝異常を正常化させるためには「血行促進」を、赤味を抑えるためには「炎症を抑えること」が大切です。
自宅でケア
出典:udebutu.biz
自宅でできるケアとしては、肥厚した角質を落とし、保湿する効果がある尿素入りのクリームを。ただし、ひどい場合は病院へ行かないと治すのは難しいとされています。
やってはいけないこと
ゴシゴシとナイロンタイルなどで擦る
古い角質を取り除こうと、ゴシゴシこすったり、過剰なピーリングで刺激を与えるのはNG。皮膚のバリア層が壊されて、炎症が悪化しかねません。
まずは皮膚をやわらかくするためにお風呂にゆっくり浸かって、やさしく丁寧に洗いましょう。
潰す
ニキビを潰すと痕が残るのと同じで、クレーターになり色素沈着することも。絶対潰しちゃダメ!
保湿を怠る
乾燥するとターンオーバーも乱れ、症状はひどくなります。化粧水などで水分を補給し、保湿クリームなどでカバーして、顔と同じようにケアしましょう。
10~20代に多いとされ、年齢とともに自然と完治することもありますが、40、50代になっても治らない場合もあります。
ブツブツの正しい知識を覚えて、今年の薄手シーズンは美肌で過ごせるように、今からケアをしていきましょう。